इत् [it] イット についての説明をします。
私が「इत् [it] イットとは何か」を説明するのに、よく使う例えが「取り扱い説明書」です。
例えば、
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इत् [it] イットとは
私が「इत् [it] イットとは何か」を説明するのに、よく使う例えが「取り扱い説明書」です。
- 「取り扱い説明書」は、商品にくっついて来ます。
- 商品をどうやって扱うのかが書かれているのが「取り扱い説明書」です。
- 実際に使われるのは商品だけです。「取り扱い説明書」は実際には使われません。
同じように、
- इत् [it] イット も、マーヘーシュワラ・スートラや、動詞の原形、接尾語など、いろいろなものの前や後ろにくっついて来てます。
- 動詞の原形や接尾語などを、どの様に扱うかが、इत् [it] イットによって指示されています。
- 実際に使われるのは、इत् [it] イットを外した形です。
例えば、
- शी [śī] という動詞の原形には、ङ् [ṅ] という इत् [it] イットがくっついて、शीङ् [śīṅ] と表されています。
- ङ् [ṅ] という इत् [it] イットは、「この動詞の原形を活用する時には、アートマネパダという接辞語を使ってください」と指示しています。
- 実際にこの動詞の原形を使う時には、ङ् [ṅ] という इत् [it] イットは付いて来ません。
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